2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
出典:YouTube 2000年前後のUSロックシーンを語るうえで、Orgyは特異な存在感を放っています。工業的な電子サウンドとグラム的な美学を融合し、Nu-Metal/Industrialの潮流をポップ寄りに再構築した存在として、当時のオルタナティブ文化とクラブカルチャー…
出典:YouTube Ed Sheeranがデビュー前に自主制作していた『No.5 Collaborations Project』の続編として位置づけられた本作。しかし、そのスケール感は当時とは比較になりません。 Justin Bieber、Eminem、Bruno Mars、Chance The Rapper……。名前を挙げるだ…
出典:YouTube 2013年リリースの『Woman』は、音楽好きの間で“静かな衝撃”として語られ続ける作品です。ジャンルとしてはオルタナティブR&B、チルウェーブ、ダウントempo、アートポップ、ネオソウルなど複数の文脈で語られますが、そのどれにも完全には属さ…
出典:YouTube 2000年代初頭、ヒップホップが商業的な巨大化を遂げる一方で、その芸術的な限界を打ち破り、未知の領域へと突き進んだ異端の傑作が存在します。 それが、フィラデルフィアの伝説的バンド、The Rootsが2002年に発表した5thアルバム『Phrenology…
出典:YouTube 現代のR&Bシーンにおいて、これほどまでに「匿名性」と「洗練」を武器に、聴く者の心を一瞬で奪うユニットがいたでしょうか。ロサンゼルスを拠点とする謎多きデュオ、Emotional Oranges(エモーショナル・オレンジズ)。 彼らが2019年に放った…
出典:YouTube 2000年代初頭のオルタナティブ/ポップ・パンクはBlink-182、Sum 41、New Found Glory、Good Charlotteなどがチャートを賑わせ、MTVとラジオを中心にギターバンドが最も輝いていた時代でした。 その中でAmerican Hi-Fiは、ハード・ロック出自…
出典:YouTube 静寂の中に、鋭利な痛みが走る。その音に耳を傾けていると、まるで自分の心の奥底に隠していた孤独や、誰にも言えなかった悲しみが、銀色の糸で編み上げられていくような感覚に陥ります。 ロンドンを拠点に活動する3人組、Daughter。彼らが201…
出典:YouTube 90年代末〜2000年代頭のUSヘヴィ・ミュージックは奇妙な過渡期でした。ニュー・メタルが商業的頂点に達する一方、工業ノイズ、EBM、ゴシック、ハードコア、ダンスミュージックの要素が複雑に混ざりはじめた時代。その混血の結晶とも言えるのが…
出典:YouTube Loneの『Emerald Fantasy Tracks』は、幻想的なシンセとメロディに満ちたハウス/IDM作品として、クラブ・ミュージック好きの間で高い評価を得てきました。 本作はLoneのキャリアにおける大きな転換点であり、ダンスミュージックとアンビエン…
出典:YouTube テクノは「進化」を語る音楽である一方、その本質は反復にあります。Sandwell Districtの『Feed Forward』は、その反復が過去をなぞるためではなく、未来を生成するために使われたアルバムです。 2023年、長い沈黙を経て発表された本作は、00…
出典:YouTube 1990年代後半、ヒップホップは商業的な成功と引き換えに、その精神性を問われる局面にありました。そんな時代に発表されたGang Starrの『Moment of Truth』は、スキル、信念、誠実さというヒップホップの核心を真正面から提示した作品です。 …
出典:YouTube 2000年代の日本のポップス/オルタナティブシーンにおいて、安藤裕子は極めて特異な存在でした。繊細で内省的でありながら、決して内向きに閉じこもらない言葉選び。ジャズやシャンソン、フォーク、ポップスを横断する音楽性。そして、どこか…
出典:YouTube 1990年代半ば、ロック界は「ミクスチャー」の嵐の中にありました。しかし、ネブラスカ州オマハ出身の5人組、311が1997年に提示した答えは、誰も予想しなかったほどに壮大で、実験的でした。 全21曲、収録時間約68分。前作『311 (The Blue Albu…
出典:YouTube 1998年にリリースされたJohn Scofieldのアルバム『A Go Go』は、ジャズ・ギターの歴史において一つの転換点となった作品です。 彼は、伝統的なジャズのボキャブラリーと、ブルース、ファンクといったルーツ・ミュージックを融合させる独自のス…
出典:YouTube 2000年前後の日本のロックシーンは、ジャンルの境界が急速に溶けていった時代でした。ラウドロック、ヒップホップ、デジタルサウンド、J-POP的メロディ。その混交の最前線にいたバンドの一つがSmorgasです。 2001年にリリースされた『INTERACT…
出典:YouTube 2014年、EDM(Electronic Dance Music)が世界中の音楽シーンを席巻し、その熱狂が最高潮に達していた頃。その中心に君臨していた巨人、Afrojack(アフロジャック)が満を持して放ったのが本作『Forget The World』です。 当時のフェス・シー…
出典:YouTube Tortoiseの3rdアルバム『TNT』は、ポスト・ロックを「音響工学」と「ジャズ」「エレクトロニカ」「ミニマル」を結びつける方向へ押し広げた決定的作品として語られてきました。 90年代のポスト・ロックは「ギター・バンドの再定義」というイメ…
出典:YouTube 2003年当時、ヒップホップ・シーンは「ラグジュアリー」で「ハード」な世界観に包まれていました。そんな中、突如として現れたLittle Brotherの『The Listening』は、多くの音楽ファンにとって「救い」のような一枚となりました。 派手なジュ…
出典:YouTube 『Bloom』は、大きな音で主張するアルバムではありません。しかし、その静けさの中には、強い決意と解放感が宿っています。 Troye Sivanはこの作品で、「自分自身を語ること」がそのままポップになることを証明しました。繊細でありながら官能…
出典:YouTube Mogwaiといえば、耳を劈くようなギターの轟音(ウォール・オブ・サウンド)をイメージする方も多いでしょう。しかし、本作『Happy Songs for Happy People』は、それまでの「静から動へ」という極端なカタルシスから一歩踏み出し、より繊細な…
出典:YouTube サンフランシスコを拠点に活動するScott Hansenによるプロジェクト、Tycho。彼は卓越した音楽家であると同時に、「ISO50」という名で活動するグラフィックデザイナーでもあります。 彼が描く音楽は、自身のデザインワークと見事に共鳴していま…
出典:YouTube 2000年代初頭、日本のロックシーンは多様化の真っただ中にありました。UKロック、エモ、オルタナティブ、ポストロックといった影響が混ざり合い、バンド表現はより内省的で物語性のあるものへと進化していきます。その流れの中で、確固たる存…
出典:YouTube テクノ黄金期1990年代。数多くの才能が登場し、クラブシーンは世界的に拡大していきました。その中でも、ベルギー出身のアーティスト CJ Bolland は、ハードテクノとエレクトロを横断する革新的な音作りで一気に頭角を現し、ヨーロッパのテク…
出典:YouTube もし、Quentin Tarantinoが60年代のパリでスパイ映画を撮影し、その劇伴を現代のサイケデリック・職人たちに依頼したなら――。その答えこそが、Unlovedの音楽です。 本作『Guilty of Love』は、聴く者を瞬時に現実から切り離し、煙の充満した地…
出典:YouTube Kanye Westは、2000年代以降の音楽界において最も影響力のあるプロデューサーであり、ラッパーです。 シカゴでキャリアをスタートさせ、ソウル・ミュージックのサンプリングを基調としたサウンドでシーンを席巻。その後もアルバムごとにサウン…
出典:YouTube 1996年という年は、音楽史において極めて刺激的な時期でした。UKではブリットポップが全盛期を過ぎようとする一方で、クラブカルチャーから派生したジャングル(ドラムンベース)やトリップ・ホップが、アンダーグラウンドからメインストリー…
出典:YouTube 1986年、元Sex PistolsのJohnny RottenことJohn Lydon率いるPublic Image Ltd (PiL)が発表した5枚目のスタジオアルバム『Album』は、当時の音楽シーンに巨大な衝撃を与えました。 「ブランド名そのもの」のような無機質なパッケージデザインと…
出典:YouTube 1990年代後半、アメリカのシカゴでは音楽の境界線が次々と塗り替えられていました。ロック、ジャズ、エレクトロニカ、ヒップホップ。それらを解体し、全く新しい響きとして再構築する「シカゴ音響派」と呼ばれるムーブメントの渦中に、Isotope…