雑食音楽遍歴

徒然なるままに あの頃好きだった曲、今も聴いている曲を紹介します

◆B

Björk『Vespertine』(2001)|氷と静寂に包まれた2000年代アート・ポップ

出典:YouTube Björk(ビョーク)の2001年作『Vespertine』は、彼女の長いキャリアの中でも最も繊細で内向的なアルバムとして語り継がれています。 電子音による微細な粒子、極小リズム、透明感のあるストリングス、エモーショナルな声――そのすべてが冬の空…

Boston『Boston』(1976)|70年代後半を席巻!泣きメロの数々

出典:YouTube 1976年、ロック史に残る“奇跡のデビュー作”が誕生しました。Boston のセルフタイトルアルバム『Boston』です。 アメリカンロックの象徴ともいえる伸びやかでメロディックなギター、重厚かつクリアなコーラス、Tom Scholz の天才的なサウンドデ…

BONNIE PINK『Heaven’s Kitchen』(1997)|90年代邦楽ポップの異端作

出典:YouTube 1997年、BONNIE PINKが世に放った『Heaven’s Kitchen』は、90年代邦楽の中でも特に個性が光る一枚です。タフでエモーショナルな歌声、ソウルやロック、アシッドジャズの要素を柔軟に吸収しつつ、誰にも似ていない独自の音楽世界を築き上げた作…

Binary Star『Masters of the Universe』(2000)|緻密なライムとメッセージが光る、アンダーグラウンド・ヒップホップの金字塔

出典:YouTube 2000年にリリースされたBinary Starの『Masters of the Universe』は、アンダーグラウンド・ヒップホップ史の中でも高い評価を受け続ける名盤です。 当時のメインストリームとは異なる、リリシズムと社会性、独特の浮遊感を持つビートが融合し…

Black Rebel Motorcycle Club『B.R.M.C.』(2001)|気怠さと轟音のガレージ・ロック

出典:YouTube 2001年にデビューした Black Rebel Motorcycle Club(以下 BRMC)は、ガレージ・ロック・リバイバルの波の中でも、その暗さ、湿度、ノイズ美学でひときわ異彩を放っていたバンドです。 デビュー作『B.R.M.C.』は、その後のロックシーンを語る…

The Bloody Beetroots『Hide』(2013)|暴れるエレクトロ!

出典:YouTube The Bloody Beetrootsの2013年作『Hide』は、エレクトロ・ハウス、パンクロック、クラシック、ポップスなど多種多様なジャンルを爆発的に融合させた意欲作です。 「エレクトロ・パンクの象徴」だった初期の荒々しさに加え、ライブバンドとして…

Becky Hill『Only Honest on the Weekend』(2021)|現代UKダンス・ポップの女王が贈る、エモーショナルなEDMポップ

出典:YouTube イギリスのポップ・ミュージックが再び息を吹き返した2020年代初頭、その中心に立っていたのがBecky Hill(ベッキー・ヒル)です。 彼女のデビュー・アルバム『Only Honest on the Weekend』(2021)は、“クラブカルチャーとエモーションの融…

BT『Movement in Still Life』(1999)|プログレッシブ・トランスの進化形

出典:YouTube エレクトロニック・ミュージックというジャンルは、テクノロジーの発展とともに常に進化してきました。そのなかで、BT(Brian Transeau)は「感情のある電子音楽」を創り出した先駆者として特別な存在です。 1999年にリリースされた『Movement…

MED × Blu × Madlib『The Burgundy』(2013)|最強のドリームチームが贈る西海岸のドープなビート

出典:YouTube 2013年にリリースされた『The Burgundy』は、アンダーグラウンド・ヒップホップの伝説的プロデューサー Madlib と、西海岸のリリシスト Blu、そしてストーン・スロー系のベテランMC MED の3者が組んだ珠玉のコラボEPです。 この作品はアルバム…

Blue Boy『Remember Me』(1997)|90sハウスの名曲をサンプリングした、心地よいピアノ・ハウスの至宝

出典:YouTube Blue Boy、通称“The Blue Boy”(本名:Alexis “Lex” Blackmore)の代表作『Remember Me』は、1997年にシングルとしてリリースされ、UKチャートでは8位に達したダンストラックであります。 その印象的なフレーズ「Remember me, I'm the one who…

Basement Jaxx『Rooty』(2001)|最高にアガるディスコ・ハウス!

出典:YouTube イギリスのエレクトロニックデュオ、Basement Jaxx(ベースメント・ジャックス)のセカンドアルバム『Rooty』は、2001年6月25日にリリースされました。 ダンス、エレクトロニカ、ハウスを基盤にしつつ、ゴスペルやファンク、パンクやエレクト…

BACK DROP BOMB『MICROMAXIMUM』(1999)|日本のミクスチャーを牽引した怒涛のグルーヴ

出典:YouTube 1999年にリリースされた Back Drop Bomb のデビューアルバム『Micromaximum』は、日本のロックシーンにおいて、“ヒップホップやファンク、ジャズ的グルーヴとロックを融合させた先駆的作品”として高く評価されています。 90年代のクロスオーバ…

bed『archives:May 27th 2023』(2023)|Lo-fi×エレクトロの衝撃作

出典:YouTube 東京のライブハウスのフロアから生まれた、熱量と余白を同時に持つバンド、bed。 彼らが2023年8月30日にデジタルリリースした『Archives : May 27th 2023』は、“ライブ・レコーディング・アルバム”あるいは“アーカイブ・アルバム”として位置付…

Beck『Guero』(2005)|Beck流ミクスチャー・ロックの再来!サンプリングとアコースティックの融合

出典:YouTube 『Guero』は、2005年3月にリリースされたBeck Hansenの9枚目のスタジオアルバムです。彼にとっては『Odelay』(1996年)以来となるDust Brothersとの再タッグであり、ポップ・ロックからヒップホップ、エレクトロ、ラテン、民謡風味のジャズな…

Tha Blue Herb『Stilling, Still Dreaming』(1998)|日本語ラップの概念を変えた孤高の言葉

出典:YouTube 1998年に北海道・札幌発のヒップホップ・グループ、Tha Blue Herbが自主レーベルからリリースしたデビューアルバム『Stilling, Still Dreaming』は、J ヒップホップ史において非常に重要な位置を占める作品です。 非常に静謐な音響と、都市や…

Blink 182『Enema of the State』(1999)|90年代を象徴するポップ・パンク名盤

出典:YouTube 1999年、世界のポップ・パンクの座標を大きく塗り替えたアルバム『Enema of the State』。シンプルでエネルギッシュ、そしてどこか切ない。10代の焦燥と希望が詰まったこの作品は、世代を超えて支持され続けています。 青春の疾走感、恋愛の葛…