雑食音楽遍歴

徒然なるままに あの頃好きだった曲、今も聴いている曲を紹介します

アンビエント

Balmorhea『Rivers Arms』(2012)|日常に「空白」を取り戻す。ポスト・クラシカルの至宝

出典:YouTube ポスト・クラシカルやアンビエントが広く受け入れられるようになった2010年代。その中でも、自然と音楽をここまで有機的に結びつけた作品は多くありません。Balmorheaの『Rivers Arms』は、音数の少なさと空間設計によって、風景そのものを音…

Tycho『Awake』(2014)|アンビエントとインディー・ロックが溶け合う、覚醒のサウンドスケープ

出典:YouTube サンフランシスコを拠点に活動するScott Hansenによるプロジェクト、Tycho。彼は卓越した音楽家であると同時に、「ISO50」という名で活動するグラフィックデザイナーでもあります。 彼が描く音楽は、自身のデザインワークと見事に共鳴していま…

Stellardrone『Light Years』(2013)|現代アンビエント・エレクトロニカの傑作

出典:YouTube 2013年にリリースされたStellardroneのアルバム『Light Years』は、現代のエレクトロニック・ミュージックシーン、特にスペース・アンビエントやアンビエント・サイケデリアの分野における隠れた金字塔として、世界中のリスナーから熱狂的に支…

Ralph Myerz And The Jack Herren Band『A Special Album』(2003)|北欧発、ヒップホップ×ジャズのお洒落な融合

出典:YouTube 2000年代初頭。クラブミュージックとポップス、ヒップホップ、ラウンジカルチャーが交差する時代に、北欧からひときわ独特なグルーヴを放つバンドが現れました。 ノルウェー・ベルゲン出身の Ralph Myerz and the Jack Herren Band(ラルフ・…

Madonna『Ray of Light』(1998)|ポップの女王、アンビエント・テクノへの接近

出典:YouTube ポップ界の女王・マドンナが放った『Ray of Light』は、再生」と「覚醒」をテーマにした、彼女自身の内面変化を音で描いた霊的電子音の旅です。 このアルバムでマドンナは、出産とヨガ、そしてカバラ思想との出会いを経て、従来の挑発的なイメ…

aspidistrafly『Altar of Dreams』(2022)|現代ネオクラシカルの傑作!静寂の中に響くピアノと弦楽

出典:YouTube 静けさの中に、色彩がある。その音は風景を描き、時間を溶かし記憶を優しく撫でる。 シンガポール出身のデュオ aspidistrafly(アスピディストラフライ) の3rdアルバム『Altar of Dreams』は、まさにそんな“夢と現実の狭間”に生まれた音の物…

haruka nakamura『twilight』(2010)|ピアノと電子音が描く美しい静寂

出典:YouTube haruka nakamuraによるアルバム『twilight』は、まさに夕暮れ時のような柔らかく、しっとりとした音のグラデーションが魅力的な作品です。 本レビューでは、アルバムの世界観を色濃く感じながら、各曲の特色を丁寧に追いかけていきます。音楽…

Novo Amor『Cannot Be, Whatsoever』(2020)|切なくも美しいアコースティック・サウンド

出典:YouTube そっと寄り添うような音楽が、日々の喧騒を静かに癒してくれる瞬間があります。Novo Amorの『Cannot Be, Whatsoever』は、まさにそんな音の記憶をくれるアルバムです。 空気の揺らぎ、心の機微、自然の息吹が、繊細なアレンジと淡く滲むような…