雑食音楽遍歴

徒然なるままに あの頃好きだった曲、今も聴いている曲を紹介します

エレクトロニカ

Björk『Vespertine』(2001)|氷と静寂に包まれた2000年代アート・ポップ

出典:YouTube Björk(ビョーク)の2001年作『Vespertine』は、彼女の長いキャリアの中でも最も繊細で内向的なアルバムとして語り継がれています。 電子音による微細な粒子、極小リズム、透明感のあるストリングス、エモーショナルな声――そのすべてが冬の空…

Fridge『Happiness』(2001)|エレクトロニカと実験音響の結晶

出典:YouTube Fridge の『Happiness』は、ポストロックとエレクトロニカ、アコースティック質感を大胆に混ぜ合わせた、2000年代初期を代表する静謐かつ実験的なアルバムです。金属的な打楽器、グリッチノイズ、アコースティック楽器の生々しい響きが重なり…

Subway『Subway II』(2009)|チルアウト×ラウンジの極上エレクトロニカ

出典:YouTube 2000年代後半、ダウンテンポ/エレクトロニカの世界では多くの作品がリスニング向けの“心地よさ”へと傾いていきました。そんな中、ヨーロッパのデュオSubwayによる『Subway II』は、同ジャンルの“影の領域”を更新するような存在として静かに注…

rei harakami『lust』 (2005)|浮遊感と郷愁のサウンドスケープ

出典:YouTube 2005年、日本の電子音楽シーンにおいてひとつの転換点となるアルバムがリリースされました。それがrei harakami『lust』です。 この作品は、クラブミュージックでもアンビエントでもなく、ただ「人間の感情が電子音の中で静かに揺れている」よ…

múm『Yesterday Was Dramatic – Today Is OK』(2005)|北欧エレクトロニカの至宝

出典:YouTube 1990年代末、電子音楽がデジタル技術の発展によって急速に広がり、Aphex TwinやBoards of Canadaといったアーティストたちが「電子音と感情表現の融合」を模索していた時代。そんな中、アイスランドから突如現れたのがmúm(ムーム)でした。 …

Anubian Lights『Naz Bar』(2005)|世界のサウンドスケープを体験できる、異形のエレクトロニカ

出典:YouTube 90年代半ば、クラブミュージックとサイケデリック文化の交差点で、ひときわ異彩を放った存在がいました。それが Anubian Lights(アヌビアン・ライツ)。 彼らの音楽は、テクノやアンビエントの枠を超え、アナログ・シンセとファンクのグルー…

Lemon Jelly『'64–’95』(2005)|サンプリングが織りなすダウンテンポの名作

出典:YouTube Lemon Jellyによる3rdスタジオ・アルバム 『’64–’95』 は、「1964年から1995年までに発表された古いレコードをサンプリングする」というユニークなコンセプトを掲げた作品です。 各トラックには「’88」「’68」など、サンプリング元の年がタイ…

Zero 7 『Simple Things』(2004)|ダウンテンポの名盤!究極のチルアウト

出典:YouTube Zero 7のデビューアルバム『Simple Things』は、2001年にリリースされ、ダウンテンポ、チルアウト、エレクトロニカのジャンルで高く評価された作品です。 特にSiaやSophie Barkerなどのヴォーカリストとのコラボレーションが話題となり、アル…

Röyksopp『Melody A.M.』(2001)|北欧エレクトロの至宝!氷のような透明感と温かいビート

出典:YouTube 2001年、北欧ノルウェーから登場したエレクトロニック・デュオ、Röyksopp(ロイクソップ)のデビュー・アルバム『Melody A.M.』は、当時のクラブ・ミュージックシーンに鮮烈な印象を与えました。 本作はチルアウトやダウンテンポ、トリップホ…

Supercar『Futurama』(2000)|ギターと電子音が溶け合う未来の音

出典:YouTube 「バンド」という枠を越えた音の探求者。Supercarの3作目となるアルバム『Futurama』(2000年)は、邦楽ロックの歴史における分水嶺といえる1枚です。 彼らがそれまで築いてきたオルタナティブ・ロックの地盤を、電子音と融合させて再構築した…

Tosca『Suzuki』(2000)|ウィーン発、大人のダウンテンポ

出典:YouTube ウィーンを拠点に活動するエレクトロニカ・デュオ、Toscaによるセカンドアルバム『Suzuki』は、前作『Opera』(1997)のセクシーかつ 官能的なムードから一転、“禅的”で穏やかな音風景へと向かいました。2000年リリース後、ダウンテンポ/チル…

Moby『Play』(1999)|90年代最後の金字塔!サンプリングの魔法と感動の叙情詩

出典:YouTube 1999年にリリースされたMobyの『Play』は、エレクトロニカの歴史を塗り替えた革命的アルバムです。当時、クラブ限定と思われていた電子音楽に、アメリカ南部の民謡やゴスペル、ブルースの記憶を融合。サンプル文化とダンスビートを交差させる…