雑食音楽遍歴

徒然なるままに あの頃好きだった曲、今も聴いている曲を紹介します

Company Flow『Funcrusher Plus』(1997)|NYアンダーグラウンド・ヒップホップの最深部

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1990年代後半、ヒップホップはメジャー化と商業化が急速に進み、多くのアーティストがより分かりやすいサウンドへと向かっていました。

そんな流れに対して、真っ向から異議を唱えるように登場したのがCompany Flowの『Funcrusher Plus』です。

磨き上げられたポップさとは無縁の、剥き出しで、不協和音に満ち、それでいて圧倒的に緻密なサウンド。

本作は、アンダーグラウンド・ヒップホップの象徴とも言える作品であり、その実験性と独自性は現在でも多くのアーティストに影響を与え続けています。

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福富幸宏『epuality』(2004)|ジャズ、ハウス、ラテンが交差する極上アルバム

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2000年代の日本におけるクラブミュージックシーンは、ハウスやテクノだけでなく、より洗練された“聴かせる音楽”へと広がりを見せていました。その中で独自の存在感を放っていたのが福富幸宏です。

『epuality』は、そんな彼の美学が凝縮されたアルバムであり、ラウンジ、エレクトロニカ、ジャズ、ハウスといった要素を横断しながら極めて上品で心地よい音世界を構築しています。

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Me First And The Gimme Gimmes『Take A Break』(2003)|パンク×ミュージカルの完成形

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「あの名曲が、もしも全速力のパンクロックになったら?」 そんな音楽ファンの妄想を、最高に贅沢なメンバーで、最高に真剣に(かつおふざけ全開で)形にし続けているのがMe First And The Gimme Gimmesです。

単なるネタ作品にとどまらず、演奏力・アレンジ・選曲すべてにおいて完成度が高く、音楽好きであればあるほど楽しめる一枚です。

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Boozoo Bajou『Satta』(2001)|深い安らぎへ誘うラウンジ・ダウンテンポの傑作

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日常の喧騒を忘れ、深いリラクゼーションに浸りたい。 そんな時、真っ先に思い浮かべるアルバムの一つが、Boozoo Bajouの『Satta』ではないでしょうか。

2001年のリリース当時、ヨーロッパを中心に巻き起こっていた「ダウンテンポ」「ラウンジ」というジャンルにおいて、本作は一つの到達点として評価されました。

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Alec Empire『Intelligence & Sacrifice』(2001)|デジタル・ハードコアの創始者が放った破壊と知性の2枚組

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電子音楽の中でも、ここまで“暴力的でありながら美しい”作品はそう多くありません。Alec Empireによる『Intelligence & Sacrifice』は、その代表格とも言えるアルバムです。

本作は2枚組というボリュームの中で、「破壊」と「静寂」という対極の世界を提示します。単なる過激な音楽ではなく、思想性と芸術性を兼ね備えた作品として、今なお評価され続けています。

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Sigala『Brighter Days』(2018)|最強のドライブ・ミュージック。ポップ×ハウスの至宝

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青空の下で聴きたくなるような、開放感あふれるピアノ・ハウス。2010年代後半のダンス・ミュージック・シーンを鮮やかに彩ったのが、Sigala(シガラ)のデビュー・アルバム『Brighter Days』です。

数多くの豪華ボーカリストを迎えながら、どの楽曲もキャッチーでポジティブ。トロピカル・ハウスの爽やかさと、UKガラージの躍動感、ポップスとしての高い完成度を兼ね備えた本作は、まさに「聴くサプリメント」とも言える一枚です。

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Ry Cooder『Music by Ry Cooder』(1995)|映画音楽で辿るスライドギターの美学

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「音楽を聴くだけで、砂埃の舞うテキサスの荒野や、夜の湿ったハイウェイが見える」 そんな特異な体験をさせてくれるのが、Ry Cooder の映画音楽です。

本作『Music by Ry Cooder』は、彼が1980年代から90年代にかけて手掛けた数々のサウンドトラックから名曲を厳選した、まさに「もう一つのベスト盤」とも呼べる傑作です。単なるサウンドトラック集にとどまらない“音の風景集”としての魅力を持っています。

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