雑食音楽遍歴

徒然なるままに あの頃好きだった曲、今も聴いている曲を紹介します

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Lusine『Sensorimotor』(2017)|感覚と身体を同期させるIDM/アンビエント・テクノの傑作

出典:YouTube 電子音楽は時代とともに進化し、「踊る音楽」から「聴き込む音楽」、さらには「身体で感じる音楽」へと領域を拡張してきました。その到達点のひとつとして語られるべき作品が、Lusine(ルーサイン)の『Sensorimotor』(2017)です。 本作は、…

Lane 8『Cross Pollination』(2020)|夜に溶けるメロディ。“聴くためのハウス”の完成形

出典:YouTube クラブミュージックの中でも、とりわけ情緒の余白と空気の透明度を大切にしてきたのがLane 8です。 2020年にリリースされた『Cross Pollination』は、タイトルどおり“受粉=交わり”をテーマに、アンビエント〜ディープ・ハウス〜ポストEDMの間…

Lifehouse『No Name Face』(2000)|孤独な魂に寄り添う、エモーショナルな旋律の結晶

出典:YouTube 2000年にリリースされた、Lifehouseのデビュー作『No Name Face』。リード曲「Hanging by a Moment」の大ヒットによって世界的に名前が広まりましたが、実はこのアルバムは“ヒット曲の入ったロックアルバム”という枠を軽く超えています。 ポス…

Lone『Emerald Fantasy Tracks』(2011)|多幸感溢れるネオ・レイヴ

出典:YouTube Loneの『Emerald Fantasy Tracks』は、幻想的なシンセとメロディに満ちたハウス/IDM作品として、クラブ・ミュージック好きの間で高い評価を得てきました。 本作はLoneのキャリアにおける大きな転換点であり、ダンスミュージックとアンビエン…

Little Brother『The Listening』(2003)|鼓動するソウルと日常の詩学

出典:YouTube 2003年当時、ヒップホップ・シーンは「ラグジュアリー」で「ハード」な世界観に包まれていました。そんな中、突如として現れたLittle Brotherの『The Listening』は、多くの音楽ファンにとって「救い」のような一枚となりました。 派手なジュ…

Last Days of April『If You Lose It』(2004)|北欧インディー・エモの隠れた名盤

出典:YouTube 2000年代前半、エモやインディーロックが「内省」と「感情」を真正面から扱い始めた時代に、静かに心を打つ作品が生まれました。 スウェーデンのバンド、Last Days of Aprilが2004年に発表した『If You Lose It』は、派手なサウンドでも流行の…

Larry Cadge『Me, Myself and Larry』(2017)|UKテック・ハウスの個性派作品

出典:YouTube 2017年、ロンドンを拠点に活動する電子音楽プロデューサー Larry Cadge によるフルアルバム『Me, Myself and Larry』が発表されました。 クラブ・ハウスからテックハウスへと進化を続けるUKのシーンにおいて、この作品は“自己探求”をテーマに…

LOSALIOS『THE END OF THE BEAUTY』(2003)|圧巻のドラムとグルーヴ!中村達也の爆音実験室

出典:YouTube 日本のロックシーンの中で、LOSALIOS(ロザリオス)ほど特異な存在はそう多くありません。その音楽は、単なるロックでもジャズでもエレクトロでもなく、すべてを飲み込みながらもどこにも属さない。その核にあるのは、中村達也(元BLANKEY JET…

Luke Vibert『Machine Funk』(2023)|アシッド・ハウス職人の最新作!TB-303が唸る極上のファンクネス

出典:YouTube 電子音楽の歴史を辿ると、アシッド・ハウスが一つの転機でした。303シンセサイザーの「うねり」はクラブの床を揺らし、夜に集う人々の身体と精神を直撃しました。 Luke Vibertの『Machine Funk』は、その系譜を現代に引き継ぎつつ、遊び心と実…

Love Psychedelico『THE GREATEST HITS』(2001)|日本語と英語が融合するレトロモダン

出典:YouTube 『THE GREATEST HITS』は、日本の音楽シーンにおいて、一つの時代の幕開けを告げた作品です。 デビューして間もないバンドが、いきなり「GREATEST HITS(最大のヒット曲集)」というタイトルを冠するという大胆不敵なユーモアと自信。このタイ…

Lemon Jelly『'64–’95』(2005)|サンプリングが織りなすダウンテンポの名作

出典:YouTube Lemon Jellyによる3rdスタジオ・アルバム 『’64–’95』 は、「1964年から1995年までに発表された古いレコードをサンプリングする」というユニークなコンセプトを掲げた作品です。 各トラックには「’88」「’68」など、サンプリング元の年がタイ…

LUNA SEA『LUNACY』(2000)|究極のバンドサウンド!終幕前の到達点にして最高傑作

出典:YouTube 2000年、LUNA SEAは日本のロックシーンにおいて絶対的な存在感を示していました。90年代初頭のインディーズ時代からカリスマ的な人気を誇り、1990年代後半には東京ドーム公演や数々のヒット曲でロックシーンのトップに立ちました。そんな中リ…

LFO『Sheath』(2003)|ブリープ・テクノの先駆者!重低音ベースの美学

出典:YouTube ">2003年、Warp RecordsからリリースされたLFOの3rdアルバム『Sheath』は、テクノ史において特異な輝きを放つ作品です。90年代初頭にブリープ・テクノを確立したLFOの名は、エレクトロニック・ミュージックの進化において避けて通れない存在で…

LTJ Bukem『Journey Inwards』(2000)|リキッド・ファンクのパイオニアが放つ、美しいメロディのドラムンベース

出典:YouTube 2000年にリリースされた『Journey Inwards』は、ドラム&ベース界のレジェンド、LTJ Bukemの初のスタジオ・アルバムであり、自身が主宰するレーベルGood Looking Recordsから発表された作品です。 2枚組約92分のこのアルバムは、ジャズ、アン…

Linkin Park『Hybrid Theory』(2000)|世界を変えたデビュー作!2000年代ヘヴィロックの到達点

出典:YouTube 2000年。ロックとヒップホップの境界が曖昧になり、ミレニアムを迎えた世界は新しい音を求めていました。そんな時代に彗星のごとく現れたのが、Linkin Park(リンキン・パーク)のデビュー作『Hybrid Theory』です。 タイトルの“Hybrid(融合…

Lauv『I met you when I was 18. (the playlist)』(2018)|現代の青春を歌う、切ない恋愛ソングのプレイリスト

出典:YouTube 2018年5月にリリースされたLauvのセルフ表現的デビュー作『I met you when I was 18. (the playlist)』は、「決まってはいないプレイリスト」として制作され、恋愛・成長・アイデンティティを断片的に描く構成が特徴です。ストリーミング世代…

Laurent Garnier『30』(1997)|ダンスミュージック史に刻まれたフレンチ・テクノの金字塔

出典:YouTube フランスの伝説的DJ/プロデューサー、Laurent Garnierが30歳の節目に制作した1997年リリースの2ndアルバム『30』は、彼の“ダンス音楽探求のターニングポイント”として知られます。 タイトルにはキャリア10周年と自身の年齢を重ねる意味が込め…

Limp Bizkit『Significant Other』(1999)|90年代ニュー・メタルの象徴

出典:YouTube 1999年、Limp Bizkitがリリースした2ndアルバム『Significant Other』は、ニュー・メタル(Nu Metal)の時代を象徴する一枚です。KornやDeftonesがシーンを切り拓いた後、彼らはラップとメタルを大胆に融合し、さらにヒップホップカルチャーや…